山歩きレベル0|鎌倉の紅葉編

2024年12月1日(日)

特徴:鎌倉の紅葉ハイシーズンを満喫!「いきなりの山歩きはちょっと心配……」という親子向けのレベル0山歩き! 幼児OK、山歩き初チャレンジ大歓迎!

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ゴールの鎌倉宮までは、約8km・5時間(昼食含む)の道のり。鎌倉駅まで歩き切れば、約10kmになります。

8kmと聞くと尻込みしてしまうかもしれないけれど、子どもが興味・関心に任せて歩くのを見守ってあげると、4歳児でも元気に歩き切ります。

これまで、たくさんの親子が「うちには無理かも……」と不安を抱えつつ参加していますが、なんとリタイアはゼロ!

最年少記録は2歳。お昼寝の時間や、傾斜のきつい一部区間を除いて、全体の7〜8割を自分で歩き切った子が2人います。

山登りと比べると、高低差がわずかしかないため、入門にはぴったり。住宅街に囲まれた森の中を歩くため、途中でリタイアして、バスやタクシーに乗ることも簡単です。

鎌倉は12月に入ってやっと紅葉のハイシーズン。獅子舞の谷はもちろん、周辺の寺社も含め、きれいに色づいています。

ゴールの鎌倉宮にはバス停があります(トイレ・飲料とアイスの自動販売機も)。

感想シェアをして解散後、疲れてしまったらバスに乗って鎌倉駅へ戻ることができます。

あるいは、そのまま歩いて散策を続け、鶴岡八幡宮や、小町通りなど、観光や食べ歩きも楽しむのもいいですね。

横浜市港南区から市民の森(円海山周辺)に入り、横浜自然観察の森で昼食。

鎌倉・天園〜獅子舞〜鎌倉宮と歩きます。

大半は整備された森歩きで、ところどころで(晴れていれば)富士山の眺望がききます。

道中、鎌倉で爆発的に増えた外来種・タイワンリスがたくさんいて、愛嬌を振りまいてくれることも!

湿地の生き物に夢中になったり、木々のざわめき、鳥の囀りに耳を澄ませたり、木の枝やどんぐりを拾ったり、名もなき遊びを開発したり……。

終盤は「獅子舞」という谷の急斜面を降りていき、スリル抜群!

川の源流が現れ、地面がぬかるみ、子どもは遊んでいて濡れるかも!?

頑張らせてはダメ!! 子どもの「やりたい」を大切にする

なぜ、3歳児や4歳児が、8kmや10kmを難なく歩き切ってしまうのか?私たちも最初は驚かされたものです。

ポイントは、大人が勝手に山との付き合い方を決めてしまわないこと。目的地や山頂にたどり着くことは、トレッキングの楽しみの一つですが、それがすべてではないんですね。

子どもたちが見ている世界に目を向けてみると、目的地へ行くよりも楽しいことがたくさんあるのだとわかります。

一人ひとりの「やりたい」「気になる」「なんだろう」を大切することで、子どもたちは自分らしく森や山を楽しみます。

集合&交通アクセス

集合場所「ひよどり団地入口」交差点 9:40

※森歩きに支障のない小雨の場合は決行。荒天中止

以下、いずれかのバスに乗車してください。

(スタート地とゴール地が離れているため、車での参加はできません)

9:40 集合。まずは森の中「いっしんどう広場」まで向かいます。遅刻される場合、集合場所は交通量が多く待てないため、「いっしんどう広場」での合流になります。

10:00 オリエンテーション

10:15 出発!黄緑色の看板をA1〜A13まで辿り、横浜自然観察の森の「自然観察センター」を目指します。

12:00 「自然観察センター」周辺でお昼ご飯にしましょう。

13:00 鎌倉天園方面へ出発!獅子舞の谷下りはスリルいっぱいです。

15:00 鎌倉宮着。クロージングをして解散になります。 ※解散時間は子どもたちのペースにより前後します

持ち物リスト

必ず必要なもの

  • リュックサック ※必ず両手は空けてください
  • はき慣れた運動靴
  • 防水透湿素材のレインウェア ※晴天時も必須。休憩時に汗冷えを防ぐためのウインドブレーカーにもなります
  • 行動中のおやつ(1〜3分の休憩時間でサッと食べられるもの)
  • お茶やスポーツドリンクなど1人500ml以上
  • 昼食
  • レジャーシート(昼食時に使用)
  • スマートフォン ※LINEオープンチャットで連絡を取るため
  • モバイルバッテリー

必須ではないけれど、あると良いもの

  • GPS記録&山地図アプリ
    →「ヤマレコ」「ヤマップ」など。現在地はどこか、どれくらいの時間、どれくらいの距離を歩いたかがひと目でわかります。道を見失ったときにも、とても心強いですよ。

服装について

行動中は汗をかく一方、休憩時は体が冷えます。下着は速乾素材のものを着用し、重ね着で体温調節できるようにしてください。